AutoACJの概要
はじめに
AutoACJ プログラムは、煩雑な空調負荷計算と空調機の選定を、多様な方法で短時間にシミュレーションが行えます。
通常空調システムの設計は概算から始まり何度も繰り返し行う必要があります。
建築の構造や、仕上げが決まらなければ最終的な設計が出来ず、変更のたびに再計算を行う必要があり、非常に手間のかかる仕事です。
しかし、AutoACを使うことにより、仕上げ材の変更や面積の変更がすばやくフィードバック出来、かつ変更の結果もシミュレーションできる為、正確ですばやい対応が可能です。 更に、温度・湿度などのパラメータを変更してシミュレーションが可能です。
一つのプロジェクトを立ち上げると、上記デザインフローの 「空調概算設計」 から始まり 「空調実施設計」 の繰り返しが、少しの修正で続けて行えます。
また、準備作業である、壁・床や屋根の熱貫流計算や熱応答係数算出などが一貫して管理できるし、他のプロジェクトでこのデータが再利用できます。
さらに、負荷計算のデータを内部転送し、基本的な空調機選定などのシミュレーションもできます。
最終更新日:2020/02/04
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