年間最大・最小負荷計算
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空調負荷計算は、1月~12月までの年間を、毎月24時間分が計算されます。
部屋の「壁」・「ガラス窓」・「その他」 の条件をセットし、ツリービューの計算したい部屋のアイコンをマウスで左クリックすると、下図の様な負荷計算用のダイアログ 「空調の開始・終了」 が表示されます。
年間冷房が必要ある地域では期間を1月~12月に設定します。
さらに、運転が 「朝8時から夕方6時」 であれば、8~18時と設定します。
OKボタンを押せば、各月の毎時負荷を計算し、その最大と最小値を集計し、メインビューに表示します。
メモリー容量の都合上、太陽輻射熱計算は、各月の15日を代表 として計算するようにしました。
24時間連続空調の場合は、1~24時と入力すれば、その期間の最大・最小値が計算されます。
冷房する期間が夏季だけであれば、その限定した月を入力すればよいのです。
この様に、冷房期間の連続的な負荷を予測できますので、最適な冷房システムを決めるのに参考になるはずです。
シミュレーションした結果がメインビューに表示されます。この結果は、印字出来ますので必要に応じ印字保存してください。
熱源のシミュレーションは、別にプログラムされていますので、
ボタンを押し起動してください。
機能の説明は、このリンクを参照して下さい。
この負荷計算は、冬季における暖房負荷に対しても参考データが得られます。
しかし、冷房負荷計算を主体に作ってありますので、以下の再設定が必要です。
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外気温度の設定を国別データに取り込む。
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室内負荷の一部を削除する。
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冬季に影響の大きくなる、隙間風負荷の計算をさらに詳細に設定出来るようにする。
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ツールバーのオプションでウインタースイッチをOFFに設定して下さい。
さらに今後の課題として、予冷などのシミュレーションのために各時間帯のデータをグラフなどにプロットするなどの追加機能を考えていくつもりです。
最終更新日:2020/02/04
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