中央式空調機の熱源容量
- ◆AutoACJの概要
- ◆AutoACJダウンロード
- ◆負荷計算の手順
- ◆壁からの熱貫流
- ◆窓からの熱貫流
- ◆内部負荷
- ◆相当温度差
- ◆年間最大・最小負荷
- ◆中央式空調機の容量
- ◆空調機の自動選定
- ◆太陽輻射熱計算
- ◆AutoACの応用
中央式の空調熱源は、各空調負荷計算の最大値を集計すると過大な容量になることがあります。
建物が大きくなると、太陽の動きや負荷の計時変化から、同じ時間帯にかかる空調負荷は、そのゾーンの最大負荷にならない場合が多いのです。
そこで、本プログラムは各部屋やゾーンの計算が終了した時点で、別々に負荷を集計し、どの季節のどの時間帯が最も負荷が大きくなるかを算出するプログラムを添えつけました。
但し、メモリーやプログラムの都合上、設計外気条件一定にしていますので、大き目の値が出てきます。更に、冷水配管内部のロスなどは、10%概算値を採用しています。
シミュレーション開始
特定の部屋の負荷計算を完了したら、左ツリービューの部屋のがグリーンに変わります。
この段階で
ボタンを押してください。下のようなダイアログが表示されます。
このリストの Status の 「Done 」とは負荷計算が終了していることを表しています。
熱源の運転時間帯は、各ゾーンの最も長い時間帯が自動的にセットされるようにしてあります。ここで、OKボタンを押せば計算開始です。
シミュレーション途中で、この中央式熱源から、切り離したいゾーンが出たら、そのゾーンのStatus部分をマウスで、クリックして下さい。 Done が ”*” マークに変わります。こうすれば集計からそのゾーンは切り離すことが出来ます。
切り離したゾーン を、再度含めたい場合は負荷計算をやり直せば Done に変わります。
閉じると、シミュレーションした結果がメインビューに表示されます。この結果は、印字出来ますので必要に応じ印字保存してください。
最終更新日:2020/12/20
ページ先頭に戻る