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WComb.zip Down load (Watts Combertter)
Ver 1.0.0 - 2013.01.12 Updated
ZIPファイルを解凍すると Excelのファイル「プロセス動力と熱負荷換算.xlsx」が現れます。
この使用によって発生した問題について、作者は一切の責任を負いません。
室内空調負荷を算出する時、電気が使われる機器は、基本的に熱負荷となります。
しかし、その容量はまちまちな単位で表現されています。
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KVAまたはVA (電気入力単位)
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KWまたはW (出力単位)
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(A)、(V)、(φ) (電流、電圧、単相または3相)
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電圧の種類は、415V、400V、380V、240V、215V、200V、115V、100Vなど
最終的には、出力単位WまたはKWに変換する必要がありますが、結構面倒な作業です。
そこで、下の様な換算表をExcelなどで作りました。
これは、ある工場の配電系統及び部屋別より算出した空調負荷の参考を示します。
MCCB Sizeとは、配電系統のブレーカー容量、Capacityは、入力及び出力容量です。
部屋単位のリストで、装置Bは2種類の電源が必要な場合です。
もし、負荷がKWで表わされているなら、そのまま総合負荷率(D.F)を考慮して熱量に換算出来ます。
この総合負荷率をどのように決めるのかが、空調負荷算定で最も重要な作業です。
目安としては、下の様な考えを取るのが良いと思います。
換気扇の様な定格容量で常に動作しているものは | DF=0.8~0.85 |
軽工場の配電盤で稼働率が高い機器は | DF=0.4~0.5 |
稼働率がそれほどでない工場は | DF=0.3~0.4 |
研究所などでは | DF=0.2~0.3 |
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Excelを使用するのが最も楽な方法ですが、いずれC++でカスタマイズしたプログラムとし、AutoACJにバンドルするつもりです。
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最終更新日:2020/02/03