ポンプ選定シミュレーション
W_Pump.zip ver.1.0.0
ZIPファイルを解凍すると C#で必要になるすべてのファイルが現れます。必要な部分に取り込み動作させてください。
この使用によって発生した問題について、作者は一切の責任を負いません。
C#プログラミング演習にと、ポンプ選定のシミュレーションを行うプログラムを作ってみました。
対象ポンプは、汎用のボリュートポンプとしています。
性能曲線は、Webで発表されている”荏原製作所 FSシリーズ”のデータを基に、補間式を作成しプログラムとしています。
補間式は、このホームページで発表している ”MFI_CS2”で作成しました。
プログラミングの勉強の為に作成したもので、あまり実用的ではないかもしれません。
プログラムを全公開しますので、改良や修正してみてください。
機能:
水量と全揚程を入力すると、使用可能のポンプが4種類程選定され、右上部のリストに表示されます。
ここで、適当にマウスでポンプ形式を選定し、ダブルクリックすると、そのポンプの性能曲線が左に表示されます。
さらに、「動作点」のボタンを押すと、選定されたポンプの動作点水量と揚程が計算表示されます。
上記のグラフでは、動作点が設計点より若干下回っていることが分かります。
従って、ワンランク大きいサイズのポンプを選定する必要がありそうです。
ポンプの軸動力や回転数制御などのシミュレーションを取り入れた改造も簡単に行えると思います。
さらに、ポンプのパラレル連合運転の動作点なども考えられると思います。ぜひいろいろと修正してみてください。
ここで使われているグラフ描画機能は、いろいろ他でも応用できると思います。
グラフ機能:
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X軸とY軸を指定すると、自動的に描画する範囲が設定されます。
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描画範囲の最小と最大が規定(20倍-変更可能)以上の場合は、自動的に対数表示になります。
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最小と最大の倍率は、プログラム内で規定します。
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目盛の尺度表示は、自動的に表示されます。ただし、最小目盛りから3目盛まで表示されます。
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描画グラフは、赤色にしていますが、プログラム内で変更可能です。
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描画範囲が負から正にまたがっている場合は、対数表示が自動でキャンセルされます。
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描画範囲が 0からの場合は、対数表示にはなりません。
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最終更新日:2022/06/09