クラスはどのように作ればいいの?
- ◆プログラム作成ガイド
- ◆プログラムの開始
- ◆初期表示のデザイン
- ◆データの入力方法
- ◆クラスの作り方
- ◆データをメモリーに
- ◆ファイル読み書き
- ◆データの保存方法
- ◆ツリービューマウス右
- ◆画面表示インプリメント
- ◆複数のページ印字
- ◆DLL化する
- ◆エクセル似の入力
ここに紹介するプログラムは、WIN
XP 2003/Windows 7 (32bits) -
OS 環境でマイクロソフトのVisual Studio 2010 で作ったものです。
Windows XP/
Windows 7(32bits) での動作は確認済みですが…
オブジェクト指向プログラミング?
クラスの作り方は難しい、メインテナンスを考えて見通しの良いクラスにしたいんだけど…
オブジェクト指向を意識するならば、CRoomData、 CWallData, CGlassData, COtherDataなどは派生したクラスとしてまとめるべきでしょう。
AutoACプログラムで使用したクラスの一覧をここにあげてみます。
データの入力のインターフェースを扱うクラスで、CDialogクラスから派生したクラスです。
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CRoomData および CRoomDataDlg (Dlg はダイアログを扱う)
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CWallData および CWallDataDlg
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CGlassData および CGlassDataDlg
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COtherData および COtherDataDlg
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CAlloadDlg 連続負荷計算条件設定ダイアログ
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CAutoCalEqDlg 空調機自動選定条件設定ダイアログ
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CDynamicDlg 総合負荷計算条件設定ダイアログ
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CInfiltDlg 隙間風計算条件設定ダイアログ
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CInletAirDlg 全外気空調機条件設定ダイアログ
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COperateDlg 負荷計算開始条件設定ダイアログ
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COrientDlg 方位設定ダイアログ
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CProgressDlg プログレスバー表示
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CSimpleDlg 簡易負荷計算条件設定ダイアログ
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CStartDlg プログラム開始ダイアログダイアログ
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CTimePatternDlg 時間別稼動率設定ダイアログ
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CTypeDlg 壁の種類設定ダイアログ
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CUnitSWDlg 単位変更設定ダイアログ
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CWallCompDlg 壁の熱貫流率設定ダイアログ
データの計算およびファイル入出力
インプリメントファイルは、非常に長いので分割してファイルに落としています。
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CAutoACDoc 主にファイルの入出力関係およびデータ作成ルーチン
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CAutoACDoc2 負荷計算ルーチン
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CAutoACDoc3 総合負荷計算ルーチン
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CAutoACDoc4 空調機自動選定ルーチン
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CAutoACDoc5 簡易負荷計算ルーチン
但し、ヘッダーファイルは同じですから外部からのアクセスが容易です。
表示および印字関連
インプリメントファイルは、非常に長いので分割してファイルに落としています。
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CLeftView ツリービューの動作をインプリメントしたクラス
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CAutoACView 表示と印字の基本処理
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CAutoACView2 負荷計算の結果表示および印字処理
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CAutoACView3 総合負荷計算の結果表示および印字処理
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CAutoACView4 空調機自動選定の結果表示および印字処理
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CAutoACView5 簡易負荷計算の結果表示および印字処理
その他に、各種の計算などのクラスを作っています。
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CShading 日影計算ルーチン
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CGridControl MSFlexGridコントロールに関する補助関数
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MSFlexGrid コントロールを取り込んだ時に自動的に組み込まれたクラス。
以上のクラスを見ても分かる通り、大半がデータの入出力を扱うクラスです。
オブジェクト指向の基本原則どおり考えるのなら、もう少し整然としたクラス作成が出来たのではと思いますが、つぎはぎだらけで追加していった為、この様になってしまいました。
データの計算をするクラスや関数は、プラグイン(DLL)の外部ファイルにまとめてあります。
DLLファイルの概要
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HayFunc.Dll データの判定や、ファイルの入出力
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Psycal.Dll 空気の状態計算など
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PsyDLL.Dll 電子空気線図表示など
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SunApp.Dll 太陽輻射熱や相当温度差計算
このDLLの内部については、別の ページで説明したいと思います。
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最終更新日: 2020/02/04